これは私見ですが・・・

子育てしながら自営業をしている主婦が、子育てや仕事について私見を述べているブログです。

手書きの手紙を久しぶりに書きました

仕事の関係で、本当に久しぶりに、

手書きで手紙を書きました。

 

仕事柄、お客様に文書を送ることは、

メールやワード文書という形であれば、

珍しくもないのですが、

手書きで書いたものを送るということは、

滅多にありません。

(付箋にちょっと書くくらいならありますが)

 

全く面識のない相手に、初めて、電話連絡などもせず、

突然に送らなくてはならなかったので、

まず、失礼にあたらない文章を考えることにはじまり、

さらに、「どうしたらちゃんと返事をもらえるか?」

ということも考えなければいけませんでした。

 

何となくですが、ワードで作った文書だと、

どんなにその文章が素晴らしくても、

相手の心にちゃんと響くか?返事をあげようという気になるか?

という不安がありました。

 

では、主要な文書はワードで作成して、

封筒や署名だけ手書きでやったらどうか?

とも考えました。

 

しかしながら、ちょうどその数日前、

ある団体からの勧誘の手紙を受け取ったのですが、

まさにそのような形式のものでした。

 

DMではなく、普通に友人に手紙を書くような感じで、

手書きの封筒、中身は宛名と署名だけ手書き。

 

それを見た瞬間に決断しました。

「だめ。全然、心動かされない。連絡とろうと思わないわ」

「全文、手書きしかない」

 

内容としては、便箋1枚におさまるものなのですが、

結局、この、全文手書きの手紙を書くのに、

2日を要してしまいました。

 

1日目は文章を考えました。

ワードで何度も何度も作成し直しました。

声に出して読んでみては直し、

文章を追加したり、削ったり・・・。

 

2日目は作成した内容を便箋に清書しました。

3行くらい書いて間違え、

次は、あと1行というところで間違え、

さらに次は、途中でボールペンのインクがかすれ、

・・・なんやかんやで、5回書き直しました。

 

たかだか1枚の便箋におさまる内容の手紙を書くために

相当精神力をつかってしまいました。

 

いや~、手紙を書くってこんなに大変だったなんて。

小学生の頃は、よく友達と手紙をやりとりしていたのに。

 

中学生や高校生の頃も、数少ない友人と、

プリントの裏とかに書いた、ちょっとした手紙を

ほぼ毎日のようにやり取りしていた時もあったのに。

 

逆に、遠い昔ではあるけれど、こういった手書きの手紙の

やりとりをしていたことがあったから、何とか今回も

書けたのかなとは思います。

 

渾身の力を込めて書いたといっても過言ではない

上記の手紙により、何とか返事をもらうことができ、

手続を進めることができました。

 

もちろん、相手によっては、どんなに頑張っても

返事をくれないこともあるでしょうから、

相手の方がいい人だったのだと思います。

 

たまには、ごくわずかしかいない自分の友人にでも、

手書きの手紙を書いてみようかな、と思いました。