これは私見ですが・・・

子育てしながら自営業をしている主婦が、子育てや仕事について私見を述べているブログです。

人にはやっぱり向き不向きがある

20代半ばくらいの頃は仕事でもなんでも、

「今はできなくて苦手意識があっても、

努力すればできるようになって、苦手ではなくなる」

と信じていました。

 

けれど、20代後半のとき、自分が他の業務をするため、

自分の業務を他の人に引き継ぐことをしたのですが、

数か月後、その人の業務をチェックしたところ、

一部について全く手がつけられておらず、

結局私が、その手が付けられていなかった業務を

やることとなった、ということがありました。

 

私はその業務を苦痛だと感じたことがなかったのですが、

多分その人にとってはその業務が苦痛だったのかもしれません。

他の業務はしていたのに、その業務は、口頭でも度々

やる必要がある旨伝えたにもかかわらず、

全く手を付けなかったわけですから・・・。

 

そのとき唐突に思いました。

「人には向き不向きがある」

「不向きなことはやっぱりできないのだ」

と。

 

もちろん、これだけのことで断定できるわけないのですが、

その時、なぜかそんな考えに一瞬で支配され、

今でもやっぱりそうだと思っています。

 

人は自分に向いていることをやった方がよくて、

不向きなことをいくら努力して取り組んでも

世の中全体からしたら、あまり有意義ではなくて、

「適材適所」とはよく言ったものだと

心の底から思うのです。

 

私が子育てに向いているか向いていないか?

と問われたとしたら、堂々と

「向いてません!!」

と答えるでしょう。

 

かと言って、私は子育てをやめるわけにはいかないわけです。

それは、この世の中では、

子供を産んだ人は、何事もない限り、その子供を

育てるべきということになっているからです。

 

人間は女性が子供を産むので、その女性が子供を育てるわけです。

 

あ~、もし、

子供を産んだけれども、子育てするのに向いていないと判定された

人の子供は、子育てをするのが得意な人に育ててもらう、

といった仕組みがあったら、

きっと、世の中全体からしたら有意義なんじゃないかな~

 

という妄想をしてみました。