これは私見ですが・・・

子育てしながら自営業をしている主婦が、子育てや仕事について私見を述べているブログです。

息子にどうしても身につけてほしいこと

子供を育てていれば、

「将来こうなってほしい」「こういう人間になってほしい」

という願いを、どうしても持ってしまいます。

 

医者や弁護士になってほしいとか、

安定の公務員になってほしいとか、

とにかく有名になってほしいとか、

 

人を思いやれる人間になってほしいとか、

人に愛される人間になってほしいとか、

自分を貫ける人間になってほしいとか、

 

本当にいろいろあると思いますし、

正直どれも捨てがたいです。

 

でも、いろいろ期待するのは自分のためにも

子供のためにもよくないので、

私が願うたった一つのことはこれです。

 

「働く」以外のお金の獲得の仕方、

つまり、「投資」をする力を早くから身につけてほしい。

 

私は、大学生の時「金持ち父さん貧乏父さん」

を読んで衝撃を受けました。

 

何に衝撃を受けたかというと、

「お金にお金を稼いでもらう」

という考え方です。

 

自分が何もしなくても、優良なものに「投資」をすれば、

お金が入ってくるのです。

 

「自分が何もしなくても」という部分に、

「額に汗しないで得たお金なんてろくなもんじゃない」

という感情をもつ人がいると思いますし、

私もそう思っていました。

 

けれど、例えば株を買うにしても、

短期で売り買いするのではないものを前提とすると、

長期的に利益をだせる株というのは、

その会社が多くの人の役に立ち、支持をされ、

利益を出し続けているということに他ならないので、

そういった会社に投資する(つまり株を買う)ことは

それ自体が人の役に立っていると考えることができるように

なってからは、「ろくなもんじゃない」とは思わなくなりました。

 

現在、わずかばかりのお金を投資に回し、

ささやかながら利益を得ていますが、

もっと早く「投資」のことを知り、

「投資」に着手できたらよかったなと悔やんでいます。

 

「投資」をする力を身につけ、

「お金にお金を稼いでもらう」ことが上手くできたら、

お金のためにやむなく働くのではなく、

自分がやりたいことを仕事にできる可能性が高くなる

と思います。

(やりたいことを仕事にして、なおかつ稼いでいる人もいますが、

なかなか・・・それは稀ですよね)

 

生活するお金に困らなければ、心にゆとりもできると思います。

 

だから私は息子に、

「投資」をする力を早くから身につけてほしい。

と思っています。

 

 

絶対に無理をしない

これは、私が子育てをはじめて1年以上経った頃に心に決めたことです。

 

子供が生まれる前、特にまだ独身の時などは、

無理をすることが当たり前でした。

 

独身の時は、ほとんどの時間を仕事に費やし、

余った時間は資格試験の勉強にあてるという生活でした。

 

いわゆる雑用を頼まれやすいポジションにいたので、仕事量が多く

普通に夜9時過ぎまで働いていましたし、

休日出勤を頼まれれば、だいぶ前に入れていたプライベートの用事など

キャンセルして出勤しました。

繁忙期には、「このままじゃ休日出勤しても終わらない!」と

職場近くのウィークリーマンションを1週間自腹で借りたこともあります。

(通勤時間のロス分を仕事にあてられるし、終電気にせず仕事できるからです)

 

肉体的にも精神的にも「無理だな~」と思いながらも、仕事を抱えるのが

私にとっての普通で、もはや無理することが「美徳」であるかのような

錯覚まで起こしていたのかもしれません。

 

しかし、妊娠・出産を経て、「絶対に無理をしない」ことが

私の普通になっていくのです。

 

まず、妊娠しているときは、少しでも早歩きしようものなら

お腹がいたくなるので、お腹が痛くならないくらいに

ゆっくり歩くようになります。

だから、信号が変わりそうでもBダッシュしたりはしません。

 

出産後は、子供の世話があるため、体の無理は多少よぎなくされるものの、

今度は心の無理をしないように心がけるようになります。

 

それは、心の無理をすると、子供への虐待につながるからです。

 

私が言うまでもありませんが、子供は本当に思い通りになりません。

 

数か月のときは、理由もなく泣いてばかりですし、

動くようになればどこで何をいじくるかわかりません。

離乳食も思ったように食べてくれなかったり、

自分の意思が出てくれば、だんだん言うことも聞かなくなります。

 

私は母親で、子供を産んだのだから、ちゃんと育てなくてはいけない。

それはわかっています。

でも、私には私の人生があって、私の生活というものも、

私が生きている限りはあるわけです。

 

自分の思い通りにいかないことが重なれば、たとえ大人であっても

イライラして心のゆとりがなくなります。

 

そんな心の状態なのに、「母親だから」といって、

いつでも子供に対して「育児書の正解」のような対応が

できるわけないのです。

 

そんな心の状態で、「育児書の正解」のような対応を続けたら

きっといつか、私だったら爆発してしまいます。

 

子供に手を上げる、という一番おそれていることをやってしまうでしょう。

 

だから私は、自分がイライラしすぎてうまく対応できないと

思ったら、その場を逃げ出したり(別の部屋にしばらくいる感じ)

大声で怒鳴ったり(怒鳴るということも虐待みたいに書いてあったりする)

奇声を発したり(これ、ガチなヤバイやつ・・・)して、

一番恐れていることを何とか回避しています。

 

そもそも、上記の状態にならないように、「べき論」を退けることに

努めています。

例えば、「毎日歯を磨かせなくちゃいけない」と思っているけど、

どうしてもかなわないときはすっぱりあきらめる。

「栄養バランスのとれた食事を与えなければ」と思っているけど、

好き嫌いも多いし、自分も料理下手なので、少しずつでいいかとあきらめる。

「感情的に怒るのはしつけじゃないからやめるべき」と言われても、

感情的に怒る奴なんてゴマンといるんじゃ~!と開き直る。

 

とにかく、最悪の事態を避け、ひいては、上記の「べき論」

にあるようなことも自然にできるよう、

私は、「絶対に無理をしない」と決めたのです。

 

 

「一皮むけた」と思った瞬間

うちの息子は、現在「イヤイヤ期」の真っ最中です。

 

これはもう本当に”あるある”なのでしょうが、

靴下をはこうとして「はけない~!ギャー!!」

手伝おうとすると「(さらに)ギャー!!!」

手を洗う時に先に蛇口を上げてしまうと「ギャー!自分やる~!!」

プラレールがうまくワークしなくて「ギャー!!」

 

具体的に挙げればきりがないのでこのへんでやめますが、

とにかく1つ1つの行動がなかなか進まず、

急いでいるときは相当イライラします。

 

時間に追われていなければ、ぐっとこらえて

なだめたりして様子を見守るのですが、

どうしても出かけなければならないときなど

状況がひっ迫しているときは、

 

「いいかげんにしなさい!!

出かけるの!?出かけないの!?どっち!!?」

 

などと本気でブチ切れています。

 

とはいえ、これは通常、家の中での話。

さすがに外では、恥ずかしさもあり、

外出先で同じようにぐずっても、

怒鳴ったりはせず、抑え目の声で怒っていました。

 

しかし、先日、ついにやってしまいました。

 

駐輪場でぐずってなかなか座席に乗ろうとしない息子。

狭い駐輪場内で座り込んでしまい、通る人の邪魔になっていました。

 

主人はまだまだ息子に甘いので、何とか諭して

乗車させようとしましたが、私の頭の中では

 

人に迷惑かけてる、ヤバイ!>外で怒鳴るのハズカシイ!!

 

という式が成り立ち、

 

「いいかげんにしなさい!!

ちゃんと乗るの!!!(建物に囲まれてるせいか若干エコー)」

 

周りに人がまぁまぁいましたが、ついに外でやっちまいやした。

しかし、不思議と恥ずかしさはなかったです。

(意外と冷静だったためか、自分の声がエコーしていることにも気づきました)

 

スーパーなどで怒鳴っているママさん達の気持ちが

すごくよくわかりました。

 

こうして私はママとして「一皮むけた」のです。

(あくまで私見です・・・)

 

子供が3歳になったのでブログをはじめました。

皆様はじめまして。

私は、子育てをしながら自営業をしている主婦です。

 

今日で息子が3歳になりました。

 

3年前、私は初めて子供を産んだわけですが、

あの、ちっちゃくて、泣くことしかできない息子が

もう3歳になって、ズボンや靴を一人ではいたり、

スプーンやフォークを使って食事をしたり、

おともだちに「○○ちゃん、バイバイ」と言えるようになったり

することができるようになりました。

(まだ、おむつはとれないけれど…)

 

今日は、3歳になった息子への「おめでとう!」という

気持ちももちろんありますが、何より、

 

「自分、よくここまで子供を育てた!スゴイ!!」

「なんて私はエライんだ!!」

 

こんなふうに自分を盛大に褒めてやりたい気持ちで

いっぱいなのであります。

 

ここまでだけで、本当に大変だった・・・。

3歳なんて、凄まじく遠い道のりに思えた・・・。

だけどたどり着いた・・・。

(いや、まだまだ先長いんだけどね)

 

私が尊敬する人の

「歩き続ける者は目的地にたどり着く。

私は人と変わったところは何もないが、

決めたことをやり続けてやめなかった者です。」

という言葉が、久しぶりに頭に浮かびます。

 

息子よ、誕生日おめでとう。

私、ここまでよくがんばった!オメデトウ!!

そして、ベビーカーを持ってくれた見知らぬ女性、

ぐずった息子をあやしてくれた若い子たち、

息子に「かわいいね」と声をかけてくれた通りすがりのおばあさま、

あなた方のおかげで、とりあえずここまで来られました!

本当にありがとうございます!

 

子供が3歳になって、こんな気持ちになったので

ブログをはじめることにしました。

どうぞよろしくお願いいたします。

(あぁ、これ書きながらなぜか涙でてきた…)